生産効率を上げるため、塗装ラインをコンパクトにして自動化を組入れ、塗装工程の簡素化・省力化を図ってきました。
また、製品の移動をスムーズにするため、全ラインにオーバーヘッドコンベアを設置。
これにより各設備への移動の度に、製品の掛け下ろしをする必要がなくなります。
また、メンテナンスの簡略化や環境保全・安全性の確保にも取り組んでいます。
スプレー式で毎分約2,000Lの水量で脱脂・リン酸亜鉛皮膜処理処理を実施して塗膜の密着性能・防食性能を高めます。
マグノスノードマンにより薬品濃度を自動管理することで同一の皮膜処理が実現できます。
前処理後の製品を水切り乾燥炉で完全に乾燥させます。
焼付乾燥炉の排熱(50〜70℃)を水切り乾燥炉で再利用することにより省資源化を図っております。
足元まで水槽を設けることにより、塗料ミストの巻き上げをなくし製品への異物の付着を減少し品質の向上を図っています。
PID制御により温度の上下幅を一定に抑えることで焼きムラをなくし均一な表面をつくることができます。
前処理過程で使用したリン酸亜鉛を含んだ水液を中和ろ過して無公害化します。